米国上院栄養問題特別委員会(委員長はマクガバン氏)の、俗にいう『マクガバン・レポート』の抄訳、再改訂版を読んでいる。平凡な感想だが、食事のとり方、食物のからだに与える影響こそ病気の予防にたいせつだと、あらためて感じさせてくれる一冊だ。▼医学が発達し、さまざまな新薬が上市されているのに、いっこうに減らない病気。いやむしろ増えてすらいるように感じるのはなぜか。▼同書は解説している・・・すべての元凶は『食」とその生成・流通過程にあるのでは、と。